ウィルスと掃除の過去、現在、未来

2020年08月01日 14:54

コロナウィルスとの向き合い方

天然痘、ペスト、スペイン風邪、等、人が過去何千年も、感染症と闘ってきたことが、ネットで文献等をあたっていますと理解できます。
エジプトのファラオのミイラにも天然痘の痕跡が見られる事があるそうです。

沖縄のコロナ感染も、かなりここに来て増えてきており、これから数ヶ月後の冬がとても怖く感じられます。
80年代を駆け抜けた、哲学者の浅田彰さんの言葉に、「逃走を続けながら機敏に遊撃をくりかえす」とう、言葉が残っていますが、現在のこのような社会状況に照らし合わせますと、30年前のモチーフが、敵こそ違えど、今になって蘇ってくる気がします。

既存の価値観、概念、思考方法を一度、自ら捨て去り、ウィルスから逃げる対策をとりつつ、現実と向き合って、さまざまな生活の形を構築していくことの大切さを感じます。

私たち、清掃業に携わる人間は、お客様のご自宅を綺麗にするのが仕事ですが、ただ綺麗にするだけではなく、長期的に、ウィルスを予防でき、住む方の健康維持に、お役に立ちたいという思いで、日々仕事をしております。
その上で、お客様との会話を介した、心の交流の中で、少しでも安心してくれたり、笑顔が多くなってくれたら、と思います。


切迫した世界の状況の中ですが、今の状況は必ず好転していきます。
こういう状況の中で一番怖いのは、私たち自身が心の中の希望を失い、諦めてしまうことと思います。
未来は私達の手の中に常にあります。

ウィルスとの闘争は、己の心の中の諦めという敵との闘争でもあります。

必ず幸福になる、という強い意志を持たなければ、その意志を日々、鍛錬しておかなければ、知らず知らずのうちに、心中に広がった負のエネルギーに敗北してしまいます。

人の歴史を振り返ってみると、すべての感染症に対して、完全とは言えずとも、人が勝利し、封じ込めたり、完治する薬を開発したりしてきました。

答えをすぐに出してください、教えてください、と願っても少し先の未来にしか、結果がわからないことは、人を不安にさせますが、歴史を見ても人は必ず、周りと協力し、知恵を出して、奇跡的と言っていいくらいの、突破口を見つけています。
結果を恐れずに、挑戦することの向こう側にしか、素敵な日々は無いと思います。

私たち、ネコの手も楽観的に、前向きに日々の清掃業務を行いながら、お客様にお役に立てる、仕事のあり方を、日々模索してまいります。

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