室外機クリーニングって何のため?

2020年01月07日 12:09

外で回ってて忘れられがちな室外機。 掃除にとても意味があります。

みなさんは、エアコン室外機の掃除ってされてますか?

表から見ることはあっても、裏側をじっくり見た事がない方って多いと思います。

今回は、室外機を掃除を含めて、たまにケアしてあげる事でとても得をする情報を書いていきますね。

まず、掃除の前に室外機周辺に観葉植物、木の板等を置かない事が大切です。

冷房にせよ、暖房にせよ、エアコンを使用すると、室外機のファン(くるくる回ってる羽)と裏側にある、金属板(アルミフィン、熱交換器)の中を、風を通しながら、熱を放出したり、外の空気の中にある熱エネルギーを取り込んだりして、室内を冷やしたり、暖めたりしています。

室外機の周辺に、風の動きを悪くする物体があると、お部屋の中が設定温度まで到達するのに時間がかかって、電気代が無駄になったり、ファンを余計に回してしまって、モーターに負担がかかって寿命が短くなったりしてしまいます。

そんなに関係ないんじゃないの?
うちのエアコンはちゃんと冷えてるよって方も多いですが、物を室外機の前面や、横、後ろに置いてしまうと、大きさや、距離でも違いますが、確実に熱交換率は悪化しますので、少なからず、電気代に影響してしまいます。

特に昨今は、エアコン24時間付けっ放しの方も増えてますので、長い目で見ると、まあまあの金額になる事が予想されます。

マンションで良く見かけますが、真横に大きなゴミ袋が積まれていたり、裏側に植物の葉っぱが覆い被さっていたり、、
これでは、エアコン本体や室外機をクリーニングしたとしても、本来の正常値の働きをしてくれなくなります。

じゃあ、どれくらい距離を置けばいいの?と良く質問されますが、アパートのベランダであれば、あまり広くないスペースが考えられますので、前面には絶対に何も置かないこと、裏側は壁から30センチは出来れば離して設置する、排熱の時にスムーズに空気中に室内の熱を逃がすために、左右も空けておく。

こういう感じで、okだと思います。要は周辺をなるべく空けるということを意識として持っておく事が大切かと思います。

室外機の清掃は、本体と違い、地面に設置されてますし、一般の方でもやろうと思えば出来ますが、アルミフィンで手を切ってしまったり、水をかけてはいけないところにかけてしまって故障させてしまったという話も稀に聞きます。

室外機クリーニングにおいて、最も重要なことは、裏側の熱交換器の汚れを取り除く事です。
周りの遮蔽物をのけたとしても、ここの部分に詰まりや汚れが付いていると、かなり風通しが悪化してしまい、電気代増加、故障の原因となります。

沖縄エアコンクリーニング ネコの手では、1台1000円税込で室外機の掃除をしております。
汚れが付きにくくなる専用の洗剤を用いますので、長い期間に渡って外のチリや雨の中の塩分等から、保護してくれます。

お求めやすい価格設定だと思いますので、裏を覗いてみて、茶色いホコリや黒カビが発生しているようなら一度、ご検討下さい。

また、室外機にもろに直射日光が当たる状況ですと、電装部の熱によるダメージにより故障原因となったり、熱交換率が低下して、冷えが悪い、電気代がある上がる等の、よろしくないことが起きる可能性がございます。

対策として、室外機の上に木の板を置いて、重しを乗せる等の日除けをしてやることで、改善されます。

オススメは百円ショップで売っている、車用の直射日光反射カバーです。
下記写真を参考になさってください。
カバーは買うと、結構高い値段がするので、自作をお勧めします。

こんな感じで100均の物で充分に効果を発揮します。
アルミ箔が貼られているシートが熱を反射してくれるので良いと思いますが、面倒であれば、木の板をのせておくだけでもokです。

ひと手間をかけてあげるだけで、長期的に考えるととてもコスパが良くなりますので、時間を見つけて試してみてください。

自作すると愛着もわいてきます。

エアコン室外機
記事一覧を見る

powered by crayon(クレヨン)